商品情報
※同一車種でも、グレード・年式によって装着できない場合があります。また、装着に際し別途部品が必要な場合があります。詳細な適合は、必ず、こちらよりご確認ください。
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コーナリング時や滑りやすい路面などで、左右の駆動輪に有効なトラクションを分配、伝達する機械式(多板クラッチ)リミテッドスリップデフは、実績あるCUSCO社製をベースに使い勝手や快適性に配慮したAutoExeオリジナルセッティングを施した。作動方式は1.5Way。量産品と比較してダイレクトな作動フィールが魅力だ。 >>もっと詳しく
<主な仕様>・機械式1.5way カム角35° ・トルクバイアス比:4.0~6.0 ・指定LSDオイルを付属。
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AutoExeオリジナルセッティング。ストリートベスト仕様の機械式。
コーナリング時や滑りやすい路面などで、左右の駆動輪に有効なトラクションを分配、伝達する機械式(多板クラッチ)リミテッドスリップデフは、実績あるCUSCO製をベースに使い勝手や快適性に配慮したAutoExeオリジナルセッティングを施した。
作動方式はアクセルON時に100%、アクセルOFF時に50%を効かせる1.5Way。ドライブ側カム角を35~45°、トルクバイアス比をドライブ側で4.0~6.0に設定。イニシャルトルクは、40.8~51.0N-mとし、ダイレクトな作動フィールと確実なトラクションを獲得。FR車らしいハンドリングを際立たすアイテムである。また、ストリート走行に配慮し、チャタリング(クラッチ板が滑る時の金属音)を極力抑えた仕様としている。製品に指定LSDオイルを付属。
以下は、その「狙い」と「技術」の概要。ほとんどの読者にはブラックボックス的存在のデフだから、そのメカニズムはイメージし難いと思われるが、もしもデフのチューニングを考えるなら、原理的な部分だけは理解しておいた方がいい。設計の意図によって、使い勝手が大きく変化するからである。
先ずは基礎知識だが、そもそもデフというものは、車両の旋回時に駆動する外輪と内輪の回転速度を変えるためのものである。何故なら、図のように一定の角度を旋回した場合、内外輪の描く軌跡の半径が異なるからだ。当然、外輪は内輪より長い距離を進まねばならず、速く回転する必要がある。そうでないと(同じ回転速度だと)、内輪はスリップして過大な回転を消費しなければならず、スムーズな旋回ができなくなるのだ。要するに、デフとは駆動輪に回転差を与えるためのメカニズム。だから日本語でも「差動装置」と訳されている。
もちろん、直進時には差動の必要はないし、差動しては困る。駆動輪に回転差が生じれば、それによって進行方向が変わってしまうからだ。では、デフはどのようにして「旋回時」を認識するのか。その判断の基になるのは、路面からの抵抗である。