正確なペダルワークへ!「ニーパッドセット」
今回は、ドライバーの両膝を支え、姿勢変化を抑制する「ニーパッド」の取付方法を紹介します。

・使用車両:ロードスター(ND5RC)


製品の詳細は下記よりご覧いただけます。

【ニーパッドセット商品ページ】

取付参考時間:1.0h~1.3h

難易度:★★★☆☆


■作業上のご注意

・パックプライマーを塗布する際、指定箇所からはみ出してしまった場合・指定箇所以外の場所に付着してしまった場合は速やかに拭き取ってください。
・パックプライマー塗布後は、常温で10分ほど乾燥させてから次の作業に移ってください。
・両面テープの接着力を高めるため、作業環境が15℃以上の状態で行ってください。また、15℃以下で取付けの場合はドライヤー・ヒートガンを使用し両面テープを温めてから作業を行ってください。
・取付時は各部ボルト・ナットの緩みを防ぐため記載している規定トルクで締め付けるように心がけてください。

■取付に必要なもの

・パーツクリーナー
・脱脂用クロス(紙ウエスや布ウエス)
10mmディープソケットレンチ&ラチェットレンチまたは、10mmメガネレンチ


ドア側
※RX-8(SE)用は取付方法が異なりますので、取扱説明書をご覧ください。
■付属部品


ベースパッド組付け。
パッドのボルト部に付属のスペーサーを20mm→18mmの順番で組込みます。
高さを調整したい場合は、付属の5mmスペーサーを使用します。
※動画では5mmスペーサーを2枚づつ組み込んでいます。


組込後、ベース部と結合します。
ラチェットレンチで付属のフランジナットを締め付け、仕上げにトルクレンチを使用します。(締付トルク※:5.0Nm7.8Nm) ※参考値


ベース部裏面の脱脂・両面テープ貼付け。

本体裏面の清掃・脱脂作業を行います。
その後、指定の長さにカットした両面テープを貼付けます。



テープの長さ・貼付位置は下記をご参照ください。

 


③取付位置を決定
製品をドアトリムに仮付けします。
高さが合わないと感じる場合は、①に戻り5mmスペーサーで高さを調節してください。
調整が完了したら、本体外周部に沿うようにマスキングテープを貼り、取付位置を決定します。

本体を一度剥がし、車体側の取付位置(マスキングテープの内側)を洗浄脱脂します。
その後、脱脂した箇所にパックプライマーを塗布し常温で10分ほど乾燥させます。


④ニーパッド本体の取付け

仮組用の両面テープを剥がし、本体裏面を脱脂した後、製品外周面にパックプライマーを塗布し常温で10分ほど乾燥させます。
※今回の脱脂作業は製品本体と両面テープの接着をよくするための作業です。

その後、塗布した箇所に両面テープを貼付けます。
貼付けた両面テープの剥離紙を30mmほど剥がし、表面へ折り返します。 
※両面テープ貼付け後は高さの調節ができなくなりますので、ご注意ください。

マスキングテープで位置決めをしたドアトリムへ本体を宛がい、位置がずれないようにしっかりと本体を抑えつつ、両面テープの剥離紙を剥がし、圧着します。
※重量がありますのでしっかりと車体に押し付け、落とさないように注意してください。
最後に位置決め用のマスキングテープをすべて剥がします。

以上で作業完了です。

コンソール側
■付属部品


①取付位置を決定
本体裏面の両面テープ取付部を洗浄脱脂後、パックプライマーを塗布し、10分以上乾燥させます。
その後製品の外周面に両面テープを貼付けます。

コンソールトリムに宛がい、取付け位置を確認します。
この時、コンソールトリムとダッシュボードの境にある壁に沿うようにしっかりと押付けます。
位置が決まったら製品の外周に沿ってマスキングテープを貼り取付け位置を確定させ、ニーパッドを一度取外します。

②ニーパッド本体の取付け
車体側の取付位置(①で貼付けたマスキングテープの内側)を洗浄脱脂します。
その後、脱脂した箇所にパックプライマーを塗布し常温で10分ほど乾燥させます。
ニーパッド裏面の両面テープの剥離紙を30mmほど剥がし、表面へ折り返します。
マスキングテープに沿ってニーパッドを宛がい、本体がずれないように片手で抑えながら剥離紙を剥がしていきます。

すべて剥がしたら、本体をコンソールにしっかりと圧着します。

隙間がないか、取付位置が正しいか確認すれば、装着完了です。

いかがだったでしょうか?
左右単品でのご購入も可能ですので、気になる方はぜひチャレンジしてみてください!